一月八日(土)我孫子市布佐地区伝統行事【おびしゃ】に参加
この地区に昔から続く、五穀豊穣祈願、厄払いの伝統行事である。
ものの本によると、各地で行われているらしい。
その昔は。平安時代に端を発したと言う説もある。
どこの地域においても目的は同じで、五穀豊穣祈願と厄払いである。
【おびしゃ】と呼ぶが、漢字表記については諸説あるらしい。現に我が地域でも写真の過去帳には、
【御備社】と記載されている地域と【御鬼射】と記載されている地域がある。
漢字表記の由来がそれぞれあるらしく。
平安時代に中国伝来の教えに、鬼を(邪悪な物の例え)払うのに弓矢を使う、
その際に、歩いて弓を射るので【御歩射】と表記する。
また、
実際に、我が地域では、当番制では有るが竹で枠を作り、半紙で的をつくり鬼と書く、
それを、手作りの弓と矢で射る。
もちろん弓も矢も、弓を引く紐も当日皆で手作りですが。神棚に祭る締め縄も、
当日皆で手作りである。
漢字表記については、鬼をいるので【御鬼射】と表記する。
同じ地域でも二つの漢字表記されているが、地域を上(かみ)と下(しも)の二つに分けて
毎年交代で接待する当番と、お客様になる地域とで隔年交代制になっているので
漢字表記に違いが生じたようにおもわれる。この伝統行事は100年以上昔から続いている、
まさに地域の伝統行事である。
日本人は、大した民族だとつくずく思う。平安時代かそれ以前に今の中国から伝承された、
仏教・儒教に対して、天孫降臨・八百万の神という民俗信仰的な新道が伝統行事として根強く
生活に密着して残っている。田畑が豊作で有れば地の神様に感謝し。
恵みの雨が降れば水の神様に感謝する。
学生時代ヨット部で過ごしたが、水の神様への感謝が少し足りなかったのかもしれない。
今は、ゴルフをこよなく愛しているが、地の神様に感謝しなくては・・・・
そして、親や家族や仲間たちにも感謝しなくてはならないように思った。
触発されて
後輩のO田君のブログを読んで、感化されました。
お正月に≪ストーリーとしての競争戦略 楠木 建 著≫
ついでに≪ビジョナリ―カンパニー 山岡 洋一 訳 ≫を
読みだしましたが、まだ読み終わっていません、後日感想を報告いたします。
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