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2011年1月11日火曜日

おびしゃ&触発されて

一月八日(土)我孫子市布佐地区伝統行事【おびしゃ】に参加

この地区に昔から続く、五穀豊穣祈願、厄払いの伝統行事である。
ものの本によると、各地で行われているらしい。
その昔は。平安時代に端を発したと言う説もある。
どこの地域においても目的は同じで、五穀豊穣祈願と厄払いである。
【おびしゃ】と呼ぶが、漢字表記については諸説あるらしい。現に我が地域でも写真の過去帳には、
【御備社】と記載されている地域と【御鬼射】と記載されている地域がある。
漢字表記の由来がそれぞれあるらしく。
平安時代に中国伝来の教えに、鬼を(邪悪な物の例え)払うのに弓矢を使う、
その際に、歩いて弓を射るので【御歩射】と表記する。
また、
実際に、我が地域では、当番制では有るが竹で枠を作り、半紙で的をつくり鬼と書く、
それを、手作りの弓と矢で射る。
もちろん弓も矢も、弓を引く紐も当日皆で手作りですが。神棚に祭る締め縄も、
当日皆で手作りである。
漢字表記については、鬼をいるので【御鬼射】と表記する。
同じ地域でも二つの漢字表記されているが、地域を上(かみ)と下(しも)の二つに分けて
毎年交代で接待する当番と、お客様になる地域とで隔年交代制になっているので
漢字表記に違いが生じたようにおもわれる。この伝統行事は100年以上昔から続いている、
まさに地域の伝統行事である。
日本人は、大した民族だとつくずく思う。平安時代かそれ以前に今の中国から伝承された、
仏教・儒教に対して、天孫降臨・八百万の神という民俗信仰的な新道が伝統行事として根強く
生活に密着して残っている。田畑が豊作で有れば地の神様に感謝し。
恵みの雨が降れば水の神様に感謝する。
学生時代ヨット部で過ごしたが、水の神様への感謝が少し足りなかったのかもしれない。
今は、ゴルフをこよなく愛しているが、地の神様に感謝しなくては・・・・
そして、親や家族や仲間たちにも感謝しなくてはならないように思った。
触発されて
後輩のO田君のブログを読んで、感化されました。
お正月に≪ストーリーとしての競争戦略 楠木 建 著≫
ついでに≪ビジョナリ―カンパニー 山岡 洋一 訳 ≫を
読みだしましたが、まだ読み終わっていません、後日感想を報告いたします。

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